カメコ二郎

ラーメン二郎を中心に食べ撮りの痕跡置き場。カメラを持って二郎に行きます。

蓮爾 新町一丁目店 - お盆休み前の食べ納め。まさかの川崎助手さん通りがかりでイベント感。豚入り麺マシはハードだった。

この日は登戸店で限定で長野県伊那市の麺料理「ローメン」をモチーフにしたパンのメニューをやってて、テイクアウト限定とのことだったし通常の限定時よりかは並び少ないかなと思ったけど、どちらにしても11時オープンで暑い中少ない時間でも待つのはきついなと思い見送り。

ツイッターで食べた人の画像を見る限りは下手したらグロ画像や。大分えげつない感じに仕上がっとる。。。喉がめっちゃ乾きそう。しかし今回の発想は面白いなと思った。

そんなことをしていたら蓮爾欲が沸いてきてしまい、新町店はいつもどおり17時から営業で、明後日からお盆休みで、今週はわりとお盆休みの店舗ありとのことで、今晩新町行っておこうかなと。
お馴染みジロリアン友人とそのバイト仲間も合流して行く事に。

17:15頃到着。
店の外待ち2,3人いる状態。
何気に新町店でここまで並んでいるのを見るのは初めてかも。
まぁ登戸だったら当たり前のようにこの何倍も並んでいるが。
その待ちの辺りから登戸の噂話をしているのが聞こえてくる。
あと、大き目のビニール袋に蓮爾麺だと思われるものを大量に入れたものをサンタクロースのように肩にかけてうろうろしてる人がいる。
もしかしたら登戸のスタッフで余った麺を持ってきたのかもしれない。

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もう一人のバイト仲間には一時間遅く待ち合わせ時間を伝えてしまい、揃うまでもうしばらく待っていたのだが、店の脇の小さな横断歩道を、大きめの袋をまたサンタクロースのように肩にかけて、なんか最近見覚えのある人が颯爽と歩いてるのが見えた。
考えること1、2秒、ジロリアン友人と同じくらいのタイミングで「あっ!」「(川崎の、、、?(小声))」って声が出た。
そしたらこちらを見て「おー、いつもありがとう」とでも言わんばかりに(声は発して無かったかな?)、一旦足を止めて手を挙げてにこやかに会釈とともに答えてくれた。

そう、京急川崎店の助手さんである。
白髪交じりの長髪でひょろっとしてて人がよさそうな感じ。
その光景が誰かに似ているなぁと思っていたのだが、ゲームファイナルファンタジーの作曲家の植松伸夫さんをぐっと痩せさせたらあんな感じになるんじゃないかと思った。
白髪交じりの長髪で人がよさそうな感じという部分で。

相手が自分を知っていて、逆に自分は知っているはずなのに忘れたか?そもそも知らないか?なんかあやふやな状態の時って、僕だったら自信なくてなんか適当に対応するのもボロが出そうだし、足早に立ち去りたい気もするけど、わざわざ足を止めてしっかり手まで挙げて対応してくれたのはやっぱ覚えてくれてたのだろうか?
最後に行ったのはそんなに前じゃなく、ブログにも書いたけど7/31。友人も7月中旬頃に行っていて、一緒に行った訳ではないけど、なんとなく顔を覚えてくれている感じの対応をしてくれた。
もしかしたら逆で、こういう二郎系店舗周辺では顔を覚えられていることもあり、都度そういうファンに対する神対応的な?そういう感じで迎えているのだろうか?
まぁどちらにせよ、人がよさそうというか「そう」の部分はもういらない。僕らの中では「人がよい」と断言できるレベルに。

最後に食べた川崎がめちゃくちゃおいしかったのを覚えているので、夏休み空けたら直ぐに行きたい気持ちでいっぱいになった。
というか何であんなとこおったんやろか?新町食べてたんかも。そうか近所か。
まぁその辺はミステリーの状態にしておいて色々想像を楽しむとしよう。

なんかそういった感じで既にちょっとしたイベント感が出てきて高まってる。
バイト仲間のメンバーに遅く時間を伝えてしまったのも、ある意味良かったのかもしれない。
と、そんなことしてたところで、三人揃っていざ入店。

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そういえば前回はエアコンが効いていなくて、入るや否や湿度も気温もやばい感じになっていたが、その点は快適だったので安心。

この日はスキンヘッドの方と黒タオルさん。
黒タオルさん、個人的に新町と登戸共に遭遇率がやたら高い気がするな。
店主が居なかったのは残念。
馴染みの友人もいたし、タイミング的にも「お盆は実家帰るの?」のやり取りが見られるかと思ったのだが。。。
お盆休み明けに行ってみたら「お盆は実家帰ったの?」って過去形のやり取りが見られるかもしれない。まぁそれを見て何なの?という話でもあるのだが。

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この日はまだ豚入りがあったので豚入りを選択してみる。
何気に蓮爾で豚入り初めて。
しかしここの豚は90%くらいの確率でベーコン系で、個人的にはそこまででもないのだが、なんとなくこの日は一人じゃないということもあり、ちょっとしたお祭り気分でガチャ感を楽しんでみようかと。

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待っている間に、スキンヘッドの方が漬け込んでいた豚を豪快にビニール袋にどんどん移していく作業をしていた。
わりとこれでもかと黒く染まった豚をどんどん引き上げていく作業はなかなか圧巻だった。これは期待できるか。。。!?

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そして何のコールにするか?という話し合いを。
前回の新町が個人的に微妙で、その時は「野菜マシ、アブラマシマシ、ニンニク」だった。
ここのアブラは味染み系じゃないので、オーダーするならカラメとセットじゃないとダメだと学習した。量的にもマシマシは本当にやりすぎ感あってNG。
カラメは新町ではオーダーしたことが無かったが、この日はちょっとカラメは外さない方向で行こうと決めていた。
スープが少ないので、表層に近い部分の野菜やアブラをスープにくぐらせるには水位的に難しい場合があり、そういう意味で上からもスープ(カラメ)で挟み込むという寸法。上下スープサンド作戦。
で、今回は豚マシにしたので野菜はマシより1段階くらい落とさないと危険そうだと考えると、結局のところ「全部」がいいのでは?と思い、初志貫徹を。
友人らはそれでも色々迷っているようだったが、結局二人とも「全部」にしていた。

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着丼。
見ただけで、これはやばそうと少し危険信号が出たのが分かった。
こんなん食いきれるんかえ?と。

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まぁしかし友人と来てる時はあえて余裕を見せるように「あーうまいなぁ」って言いながらたまに声を出して余裕感をアピール。
逆に集中が途切れる瞬間でもあるので諸刃の剣。言い換えると潰し合いである。

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しかし蓮爾の麺の一口目、いつも思うけど豚やアブラを一緒に食べている訳じゃなくても既にかなり豚の味がするのが不思議。
あのちょっとギザギザしてたりいびつなワシワシ麺は絶妙に豚の良く染みたスープを拾い上げてるんやろなぁと思う。
スープに溶け込んだ豚濃度が高いのだろうか。実際豚マシしをしないとそんなに豚自体は大きくないのだが、豚食べた感が結構充実している不思議。

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豚はまた今回一段といかつい。豚マシ効果やばい。極厚切り豚バラ。
しかし表層は醤油系味染みで好みだったが、やっぱり内側がそこまで好みでは無いタイプのものだった。
中は結局醤油が届かず、塩系が効いてる感じ。
アブラ分と固形分が交互に1cmくらいの周期で交互に3回しくらいサンドされている。
このアブラに少しやられてしまった。

個人的に実はアブラ身はそこまで得意では無い人で、小学校の給食などではアブラ身の部分が食べられすに、ずっと睨めっこしながら、給食の時間が過ぎているのに昼休みを過ごしていた過去もある。
そんな自分には今回のアブラ身はちょっとヘビーだった、、、、、
保育園から中学まで一緒だった友人でスキヤキの牛脂が好きな子がいたが、その子だったら大喜びだっただろうなぁ。
2個くらいは食べきれたが(通常の小ラーメンについてくる分くらい)その先は他のパーツを食べきるのにも悪影響が出そうだったので、表層の味染み部分のみ食べて残してしまった。。
今思えば、そこで中途半端に齧らなければ、他の二人にドボンできたのにと、ちょっと悔やまれた。
とりあえず麺と野菜だけはさらおうと頑張る方向で。コンセプトがはっきりしたら攻めやすい。

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バイトの友人は麺マシと豚マシをしなかったということもあるが、かなり早いスピードで平らげ、ニンニクやブタカスも名残惜しそうに綺麗にサルベージしながら余裕の様子。
思えばいつもは大体僕も、揚州商人とかにある金属の穴あきのレンゲでニンニクや肉カス全て救い上げてやるぞとばかりにやる側の人間であった。今回は大敗北。
僕がようやく一般のラーメンくらいの状態になるくらいで退店。
馴染みの友人もその後しばらくして綺麗に食べて退店。
自分は今回は結構大差をつけられての退店となった。

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いやー、しかし久しぶりにやられかけた。最近食べた中で一番多く感じた。
ラクラクな二郎が続くとたまにやられたい気持ちになったりもするが、やはりこのスリルは実際そんなに良いものでは無いと思う。しかしまた忘れた頃に繰り返すのだろう。
まぁでも面白かった。

一通り食べて、改めて新町は登戸とはまた別物のラーメンやと思った。
新町の方がまず全体量が多い。
わりと最近食べた登戸の方が野菜もマシたので、条件だけで見れば登戸の時の方が多いはずなのだが、その時よりも明らかに体が悲鳴を上げていた。
あと、アブラが味染み無しの存在感控えめふわふわ系か、味染みあり繊維豚系か?
豚がベーコン系か繊維で解ける系か?
豚周りはやっぱり登戸派かなぁと思った。

カラメは、その場でありと無しを食べ比べないとあんまりその恩恵は感じにくいものだったが、多分密かにいい仕事してくれていたがする。
ミックスで言うところのリバーブのような、全体の中和感に貢献してくれた気がする。

まぁしかしこれでお盆休みは乗り切れそうだ。(ゆうても一週間)